T16B はkailh choc v1キースイッチを使っています。これの改造になります。
目次
キースイッチの外し方
※これは慣れないとキャップの部分が壊れますので自己責任でお願いします。キャップにフチがあるタイプの為外しにくいかもしれません
引き抜き工具があったほうがいいかもしれません
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外し~分解までは前者で改造は後者を使っていました
まずボタンの隙間からこのように差し込みます
TIKITAKAのキーキャップでは安全ピンを使うのが楽でした
反対側の隙間に差し込んで押し上げていきます
ある程度押し上げたら反対側の隙間にも工具を入れて均一に力がかかるように上に引き抜きます
できました
キーキャップだけが取れてしまうときはその後にスイッチも抜きます。このへんは個体差です
ここを挟み込んで
上に引き抜きます
左上と右下の隙間から引っ張って枠を外すこともできます
ちなみに失敗するとこの様に爪が折れます
なんとか3.5個の被害ですみました☆
これなら付属の予備分でなんとか賄えます・・・
キースイッチの構造 分解
TIKITAKAで使われているキースイッチ(kailh choc v1)は分解していくとこの様になっています
この針金とバネが消し飛びやすいので注意してください。私は紛失せずにすみました
分解のやり方は4ヶ所で留めているツメを外すだけです
ココ↓ ココ↓
ココ↑ ココ↑
慣れればプラー? プーラー? で外すのが楽です。コツはツメの外側に力を向けるのではなくカバーが外れる側にツメをずらすという意識です。ここでツメを折る人多いと思います
このプラーはこのように使うと思うのですがV1スイッチだと使いにくかったです。
V2スイッチだとけっこう良かったです
キーストロークの改造
今回行ったのは2パターンです
① Oリングを入れてストローク幅を減らす
② スペーサーを入れてストローク幅を減らす
両方説明しますが②のほうが仕上がりは良いです
① Oリングを入れてストローク幅を減らす
分解してバネが刺さっていた部分にリング1~2個を入れます
あとは組み立てて終わりです。リングのサイズは 外形4mm 内径2mm 幅1mm の製品を使いました。サイズがあっていればメーカーは問わないと思います
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※フッ素ゴム というのは普通のゴムよりも耐久性があるようです
よく紹介されているのがこのやり方なのですがデメリットがあり
・押し込んだときにゴムのグニャ感があり深さが安定しない
・バネに干渉する方法なので押下圧に影響がある
とくにリングを2個いれると浅くはなるがグニャ感がすごく出る+浅すぎてボタンが反応しないといったことになりますのし、押下圧も重くなるためこれが嫌なら別の重さのスイッチを買ってバネを軽いものに交換しなければならなかったりするので次に紹介するものがおすすめです
② スペーサーを入れてストローク幅を減らす
これも理解できれば簡単です。だって専用製品があります!!
東雲Arcade様
これです。最高でした。
ココに・・・こう
この製品はバネに干渉しないサイズの穴になっているので押下圧も影響ありません。
簡単に済ますならこのスペーサーの1mmのものを1枚いれて組み立てればおしまいです。わたしは1mm+0.5mmの2枚入れでAP(アクチュエーションポイント)の調整も行いました
他にもキーキャップとスイッチの間にかませてストロークを調整するオフセットスペーサーなるものがありますがTIKITAKAだとボタンの飛び出しが強くなると思ったのでやめときました。分解しない分こちらのほうが簡単です。
ストローク幅がどのくらい変わるかといいますと
改造無し
Oリング2個カスタム
1mmスペーサーカスタム
1mm+0.5mm
スペーサーカスタム
このくらい押し込みストロークが変わります
Oリングカスタムは強く押し込むと6.1mmと表示されるくらいは安定しないです
AP(アクチュエーションポイント)の改造
ストロークを短くしすぎるとスイッチが反応しない状況が出てきますので私は改造しました
もう1ヶ所部品を取り外して加工します
これです。この金属部分です。
スイッチを押す~ここの白いパーツが動く~金属部の接触によって信号を送る
という構造と思いますがここを外して加工します
ピンが飛び出ていますのでこの真裏位をつまんで引っ張ります
こんな形状の部品です
この部品の取り扱いはこちらのプラーの方がやりやすかったです
この部品を
ここを掴んで
こんな感じで曲げます。これをやりすぎるとスイッチが反応しっぱなしになったりするので少しずつやりましょう
これを戻して完成です
終わりに
ボタンキャップをつけた見た目でもこのくらい変わった感じです
改造前
改造後
ただ最近のコントローラーの流行りはV2スイッチかCHERRY MXスイッチが多いと思うのでこの記事が使えるシーンがあるかどうか・・・
いかがだったでしょうか?
それでは良きアケコンライフを